児童性虐待の被害当事者から見た古谷有希子氏の記事

Yahoo!でこのような記事が出ていました。
レイプ被害者救済のために、ネットメディア、検索メディアがすべきこと

この記事内容を要約すると、
・タレント2世がホテル従業員を襲ったことを取りあげている
・レイプ事件についてネットで調べる
・「レイプ」と入力した検索結果でAV動画サイトばかりが出てくる
・「レイプ」「強姦」のトレンド分析をかける
・アメリカの場合は上位に客観的な意見がトップに出てくる
ー結論ー
大手検索サイトは政府と協力してレイプ・強姦被害者に向けたメッセージや、救済サイトを載せるべき

との事でした。
まず、強姦被害者の救済サイトが存在しているのか調べてみました。

内閣府男女共同参画局

警察庁 性犯罪被害相談電話設置一覧表

全て電話相談になります。
性被害に遭った人の多くは「口に出すのも嫌だ」「忘れたい」と思う人がほとんどだと思います。
 私もその一人でした。私は小学校2年生の時に近所のおじさんにレイプで処女を失いました。
初潮前の性被害です。
うちは母子家庭で、兄弟はおらず、多分母親に「こんなことをされた」と言ったら間違いなく加害者を殺しにいくだろうと7歳の子供でも容易に想像ができたのです。

そうすると私はひとりぼっちになる。起きてしまったことは変えられない。
時が経てばいつか忘れられる、と思っていました。
怯えながら毎日を過ごし何年かが経ったある日、
「仕事もしないで昼間からうろうろしてるあの人、捕まったらしいよ」
と母親が参加していた近所のおばさんの井戸端会議で知りました。
隣の町のやはり当時の私と同じような年令の小学生低学年の女の子が被害者だという事でした。

上記の記事はインターネットの分析だけで判断し、当事者の言葉は一切触れていません。
なぜなら、他人事だからここまで当事者の思いを無視して書けるのでしょう。

児童の性的虐待が一番の問題で、多くの事例です。
この古谷有希子さんは13歳からのインターネット利用率について述べられていますが
児童はインターネットを見られる環境はそもそも少ないのです。

古谷さんとはどういう方なのか調べてみたところ、
GrowAsPeopleの理事をしている方でした!!!
  


ネットの分析結果の数字を出したところで、性被害は救われません。
社会学に置き換えてもらいたくもないです。

今、私が7歳の時のレイプに遭った時に、誰かに救いを求める術を知っていたら、
二次被害は防げたと思うと、申し訳ない気持ちでいっぱいになります。

当事者の声を聞かず、ネットの統計だけで全てが分かるのなら
生身の人間は要らないじゃないですか
私たちは機械ではありません。

私の心は私のもの
私の体も私のもの
私の経験も私のものです

だからあなたに勝手に、且つ一方的に意味をつけられるのは

と━━━━━━━━━━っても、
キモチワルイです!!!!!

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